コーヒーのカフェインによる効果や含まれている量や持続時間について掲載しています。詳しく解説しているので是非参考にしてください。
コーヒーに含まれているカフェインの効果
興奮作用
カフェインは脳に届くと、中枢神経系に作用し興奮作用を与えます。カフェインをとると目がさめると言われているのはこの効果によるものです。疲れを少なくして、眠気や頭痛を改善する効果があります。しかし、カフェインを摂りすぎると、カフェイン中毒になり、カフェインの摂取をやめると頭が痛くなってしまうといった症状がでるので注意が必要です。
利尿作用
カフェインは肝臓で分解されるので、カフェインを摂取すると、肝臓で分解され尿として排出されます。それにより、カフェインを摂取すると、トイレが近くなります。
胸焼け
カフェインは胃酸の量を増加させます、。それによって、胸焼けと胃のむかつきを引きおこします。なので、空腹時にコーヒーを飲むと消化器に負担がかかってしまいます。なるべく空腹時に飲むのは避け、飲むならばカフェオレなど牛乳で割ってあるものにすると負担を抑えることができます。
骨粗鬆症
カフェインを過剰に摂取すると、カルシウムの吸収を妨げてしまいます。これにより、骨粗鬆症を引き起こしやすくなります。過剰に摂取するのはなるべく避けましょう。
コーヒーに含まれるカフェイン量
ドリップコーヒー
ドリップコーヒー1杯には、約95mgのカフェインが含まれています。使われているコーヒー豆の量によって大きく変化しますが、平均は95mgと言われています。
エスプレッソ(カフェラテやカプチーノなどを含む)
エスプレッソには1ショット(1杯)には約60mgのカフェインが含まれています。基本的にはカフェラテやカプチーノ1杯にエスプレッソ1ショットが使われるので、カフェラテやカプチーノ1杯にも約60mgのカフェインが含まれています。エスプレッソの方がドリップコーヒーよりカフェインを含んでいそうに思われがちですが、使われているコーヒー豆がエスプレッソの方が少ないのでカフェイン量も少なくなっています。
コーヒーのカフェインの持続時間
カフェインの効果は最大で数日続く
カフェインの半減期は5時間です。どういうことかというと、コーヒー1杯分のカフェイン100mgを摂取したとします。すると、このカフェイン100mgが半分抜けるまでに5時間かかります。つまり、完全にカフェインが抜けきるまでには、数日間かかり、カフェインの効果を長く感じることになります。
ピークは30-60分の間
カフェインが体内に入り一番効果を発揮するのは30-60分の間です。先ほど、カフェインが抜けきるまでには数日間かかると言いましたが、実際に強い効果が出るのは、摂取してから数時間になります。就寝前の6時間にカフェインをとるのを控えれば摂取していない時と同じ質の睡眠をとることができます。
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