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チャービルとはどんなハーブ?育て方や効果・効能を徹底解説!

チャービルとはどんなハーブ?

チャービルというハーブを知っていますか?

この記事ではチャービルがどのようなハーブかということから、栽培方法や効果効能についても詳しく解説しているのでぜひ参考にしてください。

チャービルとは?

チャービルとはどのようなハーブなのでしょうか?

フレンチによく使われるハーブ

チャービルとは主にフランス料理によく使われる一年草のハーブです。

あまり名前を聞かないハーブですが、よく料理に使用されています。

パセリのように飾りとして日本の食卓を彩っています。

もちろん、見た目だけではなく、さっぱりとした香りがあるので重たい料理や魚の臭み消しなどの効果があるのです。

別名はフランスパセリ

チャービルは別名がフランスパセリで、名前の通りパセリに類似しています。

また、ロシアではセルフィーユ、日本では茴香芹(ウイキョウゼリ)と呼ばれています。

ロシアが原産ですが、現在では世界各国で育てられているので、様々な国の料理に利用されているのです。

フレンチ”パセリ”という名前の通り、日本でのパセリと同様にフランス料理のいろどりに欠かせないハーブです。

2種類のチャービルがある

チャービルには、通常のチャービルと根っこを食べることができるルートチャービルが存在します。

ルートチャービルは根っこに芋がなるので、収穫してスープに利用されます。

しかし、需要が少なく収穫量がないので、あまり見かけることはありません。

食べたいのであれば収穫時期である9、10月にフランスに行くのがおすすめです。

ルートチャービルは通常のチャービルと異なり、葉っぱに毒があるので注意してください。

日本でルートチャービルを見かけることはほとんどありませんが、もしチャービルを家で育てたい人は通常のチャービルを購入するようにしましょう。

チャービルの特徴

チャービルの特徴を詳しく解説しています。

味わいや注意点について紹介しているので参考にしてください。

甘くさっぱりとした味わい

チャービルは甘くさっぱりとした味わいが特徴的で様々な料理に利用されます。

飾りに利用されるだけではなく、サラダや肉料理に混ぜ込むことで爽やかな味わいになります。

さっぱりとしているので油の強い料理に使用することでバランスをとることが可能です。

見栄えが格段によくなるので、お洒落な料理を作りたいという人に適しています。

香りが飛びやすいので注意が必要

チャービルは香りが飛びやすいので注意が必要です。

基本的に料理には生のチャービルを利用するようにしてください。

乾燥したり加熱したりすると香りがかなり落ちてしまいます。

オムレツのような料理に使用したい場合は、チャービルを加える工程を最後の方に持っていくことで香りを失わずにすみます。

また、なるべく金属の包丁を避けてステンレスかセラミックの包丁を使用しましょう。

ない場合は手でちぎっても問題ありません。

チャービルの育て方・栽培方法

チャービルの詳しい育て方や栽培方法を詳しく解説しています。

チャービルはベランダで手軽に栽培できます。

夏は半日陰で冬は日当たりの良い場所

チャービルは夏場は半日陰、冬場は日当たりのある場所で育てましょう。

日当たりの良い場所においてしまうと、花茎が伸びてきてしまい葉っぱが硬くなります。

食用にむかなくなるので、料理に使おうと考えている人は気をつけてください。

また、多湿に弱いのでなるべく風通しの良い場所で育てるのがおすすめです。

水やりはこまめに行う

チャービルは乾燥に弱く水切れを起こすと枯れやすいです。

鉢で育てている場合は表面が乾燥してきたらたっぷりと水をあげるようにしてください。

庭植えの場合は基本的に水やりの必要はありません。

しかし、雨が降らない状況が続き、葉っぱの表面が乾燥してきたら水をあげるようにしてください。

追肥の必要はない

チャービルはかなり強いハーブなので、植える時に肥料をしっかりと混ぜておけば追肥の必要はありません。

追肥を行いたい場合は1ヶ月に1回のペースで堆肥を軽く混ぜるようにしましょう。

食用に使用する場合は野菜用に肥料を選ぶのを忘れないでください。

チャービルの効果・効能

チャービルはパセリとかなり似ているということもあり、効果・効能が似ています。

しかし、チャービルはそこまで量を食べることがないので、強い効果・効能を得ることができません。

また、現状そこまで研究が進んでいないので、効果・効能に明確な根拠が難点です。

消化促進作用

チャービルには消化促進作用があると考えられています。

魚や肉と一緒に食べられることもあり、胃もたれを軽減する効果があると考えられるのです。

しかし、そこまで量を食べるわけではなく、人によってはチャービルを残してしまうので強い効果を実感することはできません。

チャービルの消化促進作用を感じたい人はチャービルを利用したハーブティを飲むのをおすすめします。

解毒作用

チャービルには解毒作用があると考えられています。

体内の毒素を排出するデトックス効果があると考えられているので、定期的に摂取することで健康効果を感じることができます。

特に効果を感じたい人はチャービルのサラダを食べるのがおすすめです。

チャービルの副作用

チャービルの副作用は特にありません。

しかし、多量のチャービルを食べてしまうと良くない効果が起きることがあるので気を付けてください。

チャービルを大量に食べることはないと思いますが、サラダのように大量に食べる時は量を考えて食べるようにしましょう。

まとめ

チャービルはイタリアンパセリとも呼ばれるフランスのパセリです。

肉や魚の付け合わせとして使われることが多いです。

特に副作用はないので食べても問題ありません。

チャービルをうまく活用して食卓を華やかにしてみてください。

ABOUT ME
酒井
CAFE&BARで働いている酒井です。 コーヒーやお酒の良さを少しでも多くの人に伝えられたら嬉しいです‼