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八角(スターアニス)とは?味や香りから使い方まで徹底解説

八角(スターアニス)とは?

八角(スターアニス)というスパイスを知っていますか?

この記事では、八角はがどのようなスパイスかということから味や香りまで詳しく解説しています。

八角のおすすめの使い方も紹介しているのでぜひ参考にしてください。

中華料理の代表的なスパイスである八角を理解して、家での料理をよりおいしくしましょう!

八角(スターアニス)とは?

中華に欠かせない星形のスパイス

八角は中華料理に欠かせない星形のスパイスです。

中国の南部が原産のスターアニスという樹木の実を乾燥させたものです。

非常に香りが強いので、肉や魚料理の臭み消しからデザートの香り付けなどに利用されます。

中華料理の有名なミックススパイスである五香粉の材料の1つです。

幅広い料理に使われるので、料理を拘りたいという人にはかかせないスパイスと言えます。

お茶や薬などにも使われる

八角は薬効が非常に高いので、お茶や薬などにも利用されます。

消化器系に作用する効果や抗菌作用が期待できます。

日本ではあまり馴染みがありませんが、中国では昔から民間療法に利用されてきました。

完全な薬効目的で利用するのは副作用があり危険ですが、適度な量を毎日飲むことで健康を期待できます。

八角(スターアニス)の味・香り

甘く香りが非常に強い

八角は甘い香りが非常に強いので、要領を間違えると料理が台無しになってしまいます。

しかし、きちんと使うことができればよりおいしい料理を作ることが可能です。

日本の角煮には八角入れませんが、中華料理の角煮には八角を使用します。

八角をいれることでほどよい風味と深さのある角煮を作ることができます。

使用する量やタイミングが難しいので、初めて使う人はなるべく小さく切って少しずつ利用するのがおすすめです。

渋みも同様にある

八角は渋い香りも持っているので、使用の際には注意が必要です。

長時間の煮込み料理などに最初から入れてしまうと、完成品がかなり渋く苦い味になってしまいます。

角煮を作る際にはタレを煮詰めるときに入れるのがちょうど良いです。

また、ケーキのようなデザートに利用する時は少量を砕いていれることで程よい味になります。

最初のうちは分量に戸惑うと思いますが、慣れていくと非常に心強いスパイスです。

八角の効果・効能

消化促進

八角には消化促進作用があります。

便秘気味の人に特におすすめのスパイスです。

煮込み料理に八角を使うことで成分を摂ることができます。

より強い効果を得たい人は八角を使用した漢方がおすすめです。

他も消化に良い物を使用しているので、消化促進にはうってつけです。

冷え性改善

八角に含まれているリモネンは血行をよくして冷え性を改善してくれます。

血の巡りが良くく末端が冷える人や、冷え性で寝付きが悪い人に特におすすめです。

また、八角には鉄分も含まれているので貧血を改善してくれます。

相乗効果で血流に作用するので、冷え性に悩んでいる人におすすめです。

抗炎症作用

八角にはケルセチンをメインとした抗酸化物質が含まれています。

漢方に使われることが多くあり、風邪薬や炎症の軽減に使われます。

香りが良いので、紅茶のようなドリンクに少し浮かべて香りと成分を移すことが可能です。

八角は見た目もよいので、香りや成分を楽しむだけではなくドリンクをお洒落に楽しむことができます。

八角の副作用

副作用はほとんどない

八角は副作用がほとんどありません。

大量摂取しなければこれといった問題はないとされています。

しかし、ホルモンへの影響がある可能性があるので注意が必要です。

妊娠中の人は特に八角に気をつけてください。

八角は味と香りが強いスパイスなので過剰摂取はしにくいですが、一応撮りすぎには中しいてください。

八角(スターアニス)のおすすめの使い方

レバーのような臭みの強い肉料理

八角はレバーのような臭みが強い肉料理の臭み消しとして利用するのがおすすめです。

粉末状の八角を利用することで簡単に調理することができます。

炒めて黒胡椒を入れるタイミングで八角を一緒に入れましょう。

ホールのままの八角の場合は、ミルやすりばちを利用して粉末にしてください。

粉末にした後で茶越しなどで粗いものを取り除くと丁寧です。

煮込み料理

角煮のような煮込み料理に八角を入れることでコクや香りが深くなります。

粉で少しだけ入れるのもよいですが、おすすめなのはホールの状態で煮込む方法です。

粉を利用するよりも調節が難しいですが、ホールの方が香りが強いのでよりおいしい料理を作ることができます。

煮込み料理を作る際に煮詰める段階で八角を入れてください。

感覚的には完成の数分前に入れるイメージです。

あまり長い間八角を入れて煮込んでしまうと甘さや苦味が強くなってしまうので気をつけてください。

まとめ

八角は中華料理に欠かせない星形のスパイスです。

角煮や炒め物などによく利用されていて、料理に入れることで1段会上の味に変わります。

ホールの状態であれば保存が効くので、ホールで買って置いておくのがおすすめです。

利用したい時に気軽に使うことができるので、中華料理を家で作る際はぜひ八角を使ってみてください。

ABOUT ME
酒井
CAFE&BARで働いている酒井です。 コーヒーやお酒の良さを少しでも多くの人に伝えられたら嬉しいです‼